コラムCOLUMN

「初めての賃貸経営」土地活用について、知って得するトレンドや押さえておきたいポイントなどを
わかりやすくご紹介します。

Vol.2 豊富なバリエーションと
収納力が入居率アップのカギ

多様化するニーズに
応える間取りとは

掲載日:2017年7月

入居者目線の間取りと十分な広さがカギ

入居者に好まれる間取りを重視してアパート・マンションを建てることは、これからの賃貸住宅経営のキーポイント。昨今では、ライフスタイルに合った間取りや広さを備えていることが入居者募集に有利、という考え方が賃貸経営者に浸透し、入居者側も部屋の広さを重視する傾向が強くなっています。

間取りに対する要望の高まり

一般的に狭くて古いワンルームマンションは敬遠され、今や学生向けの部屋でも、バス・トイレは別というのが常識です。入居希望者は、間取り図と専有面積について、無数の情報の中で比較検討を重ねており、ありふれた物件企画では、入居率を高めることはできません。

所得が高い人達にアピールできる物件とは

都市部での賃貸需要の主流は、独身キャリア単身者や、子どものいない共働き夫婦DINKS(ディンクス=Double Income No Kids)世帯です。彼らはある程度所得にゆとりがあり、多忙な生活のため利便性を重視し、かつクオリティの高いライフスタイルを求めています。現代の賃貸物件は、こうした入居者様のニーズに応えるハード・ソフト両面の機能充実と、オーナー様には長期の融資返済にも耐えうる高いコストパフォーマンスが求められています。

著名和紙デザイナーとのコラボによるエントランスデザイン
滝の流れるエントランス

収益性と入居者のニーズの
バランスが取れた間取りを多数ご用意

当社の間取りは、広さ約25~71平米とバリエーションも豊富。リビングは12~18帖、居室は6帖以上と、ゆとりある空間が幅広い入居者のニーズに応えて満足度を高めます。さらに、「ショップ付きマンション」や「オフィス付きマンション」に展開して、駅近の好立地などではさらなる収益が期待できます。また、最上階や1階にオーナー様のご自宅を作ることも可能です。

さまざまなライフスタイルに対応する間取り

  1. 十分な容量を確保した、人気のウォークインクローゼット。
  2. 人気の対面カウンターキッチン。
  3. リビングの幅を広くとり、明るく開放的な空間に。さまざまな家具レイアウトにも対応。

間取りの考え方は進化し、大収納やカウンターキッチンなどは珍しい存在ではなくなりました。

収納スペースの不足が招く入居率の低下

都心の入居者は、収納スペースの充実を重視する傾向にあり、キャパシティだけでなく、収納場所が生活の動線に適っていることも重要なポイントです。たとえば、洗面浴室付近にはリネンや予備のシャンプー類をすべて収納できるスペースと、キッチンやダイニングには用途に合せた収納量と形状を工夫する必要があります。ウォークインクローゼットは必須で、容量だけでなく、収納物がひと目で把握できる構造であることがポイントです。

生活動線を考えた充実の収納力
個室にはたっぷり収納できる大容量のクローゼットを完備。

当社のマンション「クリア岩本町」でも収納スペースに配慮した設計を行っており、リビング、キッチン、ダイニングのそれぞれに、入居者の生活をイメージしニーズに応じた収納スペースを用意。機能的で使いやすく、動線を考慮した配置にも工夫をしています。

Vol.1 賃貸住宅に+αの魅力!

物件にアピールポイントを
持たせるには

掲載日:2017年3月

有名家具メーカーとのコラボで
生活空間を提案

近年、賃貸住宅に付加価値を付けて魅力を高め、家賃を高く設定するというのがひとつのトレンドになっています。例えば、IKEAの家具やインテリアを取り込んだ住まいを提案したり、MUJIとの共同企画によるリノベーションなどに取り組む会社があります。

基本設備の充実を前提に
さらに踏み込んだサービスを提案

新生活に必要なグッズや家具店の商品券のプレゼント、キャッシュバック、家賃1ヶ月無料、リフォーム費用の割引・無料サービスなど行われることが一般的になりつつあります。さらに、賃貸契約したお客様が、入居前に壁紙を変更できたり、壁にペイントを施したり、棚を取り付けたりするなど流行のDIYができるサービスなども注目を集めています。また、市町村によっては、高齢者の入居支援や子育て支援などの行政制度を活用するなど、お客様や地域のニーズに合わせた方法もあります。

Before:白を基調としたシンプルなインテリア
After:壁紙を自由にカスタマイズし、オリジナリティを

女性向け、ペット可など
個人の生活・趣味に対応

女性向けをうたっている賃貸物件も多数登場。ウォークインクローゼットや水まわりなどに女性の意見を生かし、デザイン性やセキュリティにも配慮しています。近年増えているのが、ペット共生物件。単にペット可とするのではなく、ペットと暮らすための設備を組み込んだ賃貸物件です。賃貸だからとペットをあきらめている人は多いので、入居率アップの切り札といえます。ここ数年で話題になっている「シェアハウス」というライフスタイルへの対応や、グリーン(植栽)による住環境改善、入居者コミュニティなども、「新たな付加価値」といえるでしょう。

オーナー様と入居者双方に
メリットがある付加価値

生和コーポレーションは、オーナー様と入居者様に喜んでいただけるような付加価値のある賃貸マンションを提供しています。まず、建物のデザイン。近年、弊社が設計・建設したアールコート早稲田が2013年度のグッドデザイン賞を賃貸マンションとして初めて受賞しました。デンマークの家具メーカー、BoConceptとコラボした例もあります。また、ペット対応オプション「PET+」では、足洗い場やくぐり戸といったペットのための設備をご提案。使いやすさやメンテナンス性に配慮し、デザイン性にも優れています。都会のハイグレードな層をターゲットとして、カジュアルでシンプルな生活をイメージした賃貸ルームも多数竣工。また、2015年11月、東京都文京区大塚の「グランドール文京」のモデルルームでは、白を基調としたアクセントカラーを随所に配置し、明るく開放感溢れる印象を作り出しました。都心にも郊外にもアクセスしやすい、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」から徒歩2分と、好立地にある物件です。都心の物件らしく、外観は暖色系を基調としたモダンで洗練されたデザインとなっています。