賃貸併用住宅の登記方法と流れ

土地や建物など、不動産を取得したら登記が必要となります。

それは、賃貸併用住宅でも同様で、賃貸併用住宅を建てたら、登記を行う必要があります。

登記なんて行ったことがないという方も多いかと思いますので、ここでは、賃貸併用住宅の登記方法と登記の流れについてご紹介しましょう。

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1.登記方法-単独登記と区分登記

単独登記とは、1つの建物を1戸の住宅として登記する方法で、通常のマイホームでは、単独登記がほとんどです。

一方、区分登記は自宅部分と賃貸部分などに分けて、それぞれに登記記録を作成する方法です。

住宅ローン減税は、居住部分が全体の1/2以上にならないと受けることができませんが、居住部分がそれよりも小さくなってしまう場合でも、区分登記することで、受けられるようになることがあります。

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2.登記の流れ

登記申請の方法には、インターネットを利用して行うオンライン申請と、書面を登記所に提出する書面申請に2つがあります。

しかし、オンライン申請では、特別なソフトが必要となるため、主に、司法書士事務所で利用されています。

そこで、より容易にできる書面申請による登記の流れを見てみましょう。

登記申請書の作成・提出

登記申請書を作成して、添付する書類を準備します。

審査

申請書に不備がないか審査されます。

不備がある場合には、補正や却下となってしまいますので、申請書は慎重に作成する必要があります。

登記識別情報と登記完了証の受け取り

申請書を提出して一定期間が経過したら、申請書に押印したのと同じ印鑑を持って登記所へ行くと、登記識別情報と登記完了証を受け取ることができます。


賃貸併用住宅での登記方法や登記の流れは、このようになっています。

このような登記は、基本的には本人が行うこととなっていますが、司法書士などの登記を代行できる国家資格を持った人に代行してもらうこともできます。

賃貸併用住宅では、時には、専門的な知識が必要となることも少なくありません。

そのような時には、司法書士などの専門家に相談したり代行してもらったりすると良いでしょう。