「100年企業」を目指す新たなシンボル
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NEXT STEP #83 Hama Breeze Minamishowacho

ハマ・ブリーゼ 南昭和町

土地活用の成功例 #83
「100年企業」を目指す
新たなシンボル
(兵庫県西宮市)

長期の賃貸利用から新築自社ビルに本社を移転
周辺土地取得により狭小・不整形地を建設用地に転換

兵庫県西宮市に本社を置き、難関中学受験指導のパイオニアとして関西圏を中心に全国で進学塾を展開されている株式会社浜学園様。この度、本社ビルの新築プロジェクトを生和にお任せいただきました。
代表取締役社長の竹森様と広報担当の村上様に、今回のプロジェクトについて伺いました。

本社ビル新築のきっかけを教えてください

「一番のきっかけは、長年、旧本社ビルを賃貸で利用していたこと、さらに本社機能の拠点が複数のビルに分散していたことです。業務効率やコスト面から対策が必要となり、当学園が所有する現在地に、自社ビルを新築して集約する計画が十数年前からありました」。 そうおっしゃるのは竹森社長。現在地は阪急電鉄西宮北口駅から徒歩3分という好立地にあります。 「長年西宮市内に本社を置いてきたので、やはり新しい本社ビルも同じ西宮市内に、それも交通アクセスがより便利な場所に建てたいという思いを持っていました。また、各所に分散していた関連会社を1カ所に集約したいという気持ちもありました」。竹森社長によると、計画がなかなか具体化しなかったのは次のような理由からだったそうです。「そもそも従前地は面積が小さく、形もよくありませんでした。そのため、大きなビルの建築が困難だったのです。しかし、生和さんに周辺土地の取得にご尽力いただいたおかげでさまざまな懸案事項が解決し、長年の念願をかなえることができました」。今回のプロジェクトには、次のような意味も込められています。「当学園は2026年に創業67年を迎えました。現在、“100年企業”を目指す取り組みを進めており、本社ビルの新築には創業100年に向けたチャレンジを象徴的に表すという意味合いもあるのです」。

生和とはどのようなやりとりをされたのですか

「何よりもコミュニケーションを大切にしたいと考えていたので、スタートから竣工までのおよそ3年間、毎月、ミーティングを行いました」と竹森社長。そしてその都度、生和からプランニングと工事の進捗状況や課題点の報告、デザインに関する提案などを受けられ、浜学園様からも生和にさまざまなご要望をお伝えになりました。「こちらのリクエストに常に真摯に対応してくださったので、非常にありがたかったですね。コストについても、限られた範囲でこちらの思いを十分にくみ取ってくださったので、おかげさまで大掛かりなプロジェクトをスケジュール通り、滞りなく進めることができました」。

ハマ・ブリーゼ 南昭和町

ハマ・ブリーゼ 南昭和町

エントランス

エントランス1
エントランス2
エントランス3
浜学園様のコーポレートスローガン「未来に響け。」を掲げたエントランス

生和からの提案で印象的だったのはどんなことですか

「1階エントランス横にガラス張りの研修室を設けたのですが、研修中は外から見えないようスイッチ一つでスモークガラスになるご提案をいただき、そんなことができるのかと驚きました」。竹森社長には、浜学園様のシンボルの演出にもご満足いただいています。「当学園のロゴを非常に洗練されたデザインで、しかも目立つ場所に設置していただきました。LED看板なので夜間の視認性が高いのもいいですね」。そして、パネルごとにランダムなグラデーションを施した、特殊な塗装が特徴の外観デザインにも高い評価をいただきました。「実際の建物はパースより、スタイリッシュでありながらも斬新なデザインが際立ち、とても気に入っています。階高が高いのもいいですね。そのため 6階建てでも、思っていた以上に存在感があります」。高い階高は室内の開放感を高め、さらに縦に大きく確保した開口部が採光性を向上させ、新しい本部ビルの“居心地の良さ”は社員の方からも好評だそうです。

生和へはどのようなリクエストをされましたか

「100年企業を目指す中で、将来のさまざまな変化に柔軟に対応できる構造にしたいと考えていました」と竹森社長。そのため3・4階の執務室は、フレキシブルな空間レイアウトが可能な壁のない造りとなっています。あえて壁を設けていない理由には、「社内のコミュニケーションを活性化させる」という狙いもあるそうです。
「内装に関してもいろいろなリクエストをさせていただきました」。そうおっしゃるのは広報担当の村上様。「会議室、休憩室の壁や、1階ホールのカーペットの色を、当学園のブランドカラーであるブルーを基調としたものにしたり執務室のカーペットの色をフロアごとに変えたりと、従来の本社ビルにはなかった内装を施しています」。そして、村上様が最もこだわったとおっしゃるのがエントランスのデザイン。あたかもキャンバスを思わせる白い大きな壁に掲げられた、「未来に響け。」という浜学園様のコーポレートスローガンが印象的です。「エントランスは本部ビルの“顔”となる場所なので、そこでは当学園の理念をしっかりアピールしたいと考えていました。当初、コーポレートアイデンティティを抽象化したデザインをご提案いただいていましたが、最終的に一見してミッションやスローガンがわかるタイポグラフィデザインに落ち着きました。」

今後の当社への期待をお聞かせください

「こちらの思いをしっかり受け止め、確かなかたちにしてくださり、本当に感謝しています」と村上様。
竹森社長からは、このようなお話をいただきました。「営業の方も設計の方も、今回のプロジェクトには優秀な方ばかりがご参画くださり、おかげさまで素晴らしい本社ビルを実現することができました。竣工して終わりというのではなく、生和さんとはこれからも何らかのかたちで継続的にお付き合いができればと思います」。

オフィス・外観

1階の研修室。奥のガラスは透明とスモークの切り替えが可能
1階の研修室。奥のガラスは透明とスモークの切り替えが可能
会議室の壁は浜学園様のブランドカラーであるブルーを基調にデザイン
会議室の壁は浜学園様のブランドカラーであるブルーを基調にデザイン
6階の役員室。カーペットの色はブランドカラーのブルーに
6階の役員室。カーペットの色はブランドカラーのブルーに
4階の執務室は社内コミュニケーションを活性化させるために、あえて壁のない空間に
4階の執務室は社内コミュニケーションを活性化させるために、あえて壁のない空間に
将来の変化を見据え、階段幅を一般的なビルよりも広い約1,800mmに設定
将来の変化を見据え、階段幅を一般的なビルよりも広い約1,800mmに設定
ゆとりのある階高とワイドな開口部により、一層快適なワークスペースを実現
ゆとりのある階高とワイドな開口部により、一層快適なワークスペースを実現
ベージュと黒のグラデーションが施されたパネルと、ランダムに配したサッシがファサードに個性を演出
ベージュと黒のグラデーションが施されたパネルと、ランダムに配したサッシがファサードに個性を演出
ビルの最上部に配されたロゴ。夜間にはライトアップされ、視認性がさらに向上
ビルの最上部に配されたロゴ。夜間にはライトアップされ、視認性がさらに向上

Hama Breeze Minamishowacho

●敷地面積/1,013.46㎡(306.57坪)
●建ぺい率/44.68 %
●容積率/244.12 %
●用途地域/近隣商業地域
●鉄骨造6階建
●施工面積/492.51㎡(148.98坪)