物流センターを賃貸マンションへ建替えた事例

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マンション経営事業転換

NEXT STEP #56 N residence SUMIYOSHI エヌレジデンススミヨシ

築50年の物流センターを
地域に寄り添う
賃貸マンションへ。

多彩な間取りで居住性と収益性を両立し、
長期スパンで街や住む人に貢献できる建物を。

Before

After

建替えのきっかけを教えてください

この周辺はもともと倉庫が多い土地で、昭和42年頃から当社（紙総合卸業）の物流センターとして使っていました。しかし、最近では住宅が増え、人通りも多くなりました。目の前に保育園もでき、毎日トラックが何十台も出入りするので、近隣からは「危ない」とクレームが入ることもあったんです。
こうした地域環境の変化や、老朽化によって修繕費がかなりかかることなどもあり、築50年経った建物を補修するか、取り壊して建替えるかを検討していました。ちょうどそのタイミングで、生和コーポレーション（以下「生和」）の営業の方が本社へ来られたのが最初です。

生和を選んだ理由は何ですか？

他社からはホテルやボルダリング施設の他、近所の人や園児のお母さんが集まるコミュニティスペースとして活用してもらうカフェのあるコンビニエンスストアと、図書スペースを併設した保育園をつくるという案もありました。地域に貢献できる建物にしたいという思いがあったので、実はその案にほぼ決まりかけていたんです。
しかし、運用の部分では投資も少ないがリターンも少ない。少子化も進みま

すし、長い目で見ると賃貸マンションが安定しているのではないかと。当社には230年という長い歴史があるので、新しく建てる建物も長いスパンで活用できるものにしたいと考え、最終的に生和さんの賃貸マンションに決断しました。生和さんがマンション事業以外の相談に対しても、親身になっていろいろアドバイスしてくれたことも大きかったですね。

生和が提案したプランはいかがでしたか？

最初のプレゼンテーションがとてもインパクトがありました。当社の業態に配慮してくださったのか、凝った紙で資料を作成してくれたことも好印象で、私たち素人に対して完成イメージなど目に見える形で丁寧に説明していただきました。また、周辺の相場や環境についても念入りに調べた上で、どんな客層にも対応できる間取りを考えてくれましたし、収益面でも納得のいく提案でしたので、信頼してお任せできました。
さらに、耐震等級2ということが大きなポイントでしたね。最初は本当に入居があるのか心配でしたが、あっという間に満室になって正直びっくりしました。
結果的に、地域に快適な住まいを提供するということで地域貢献ができたのではと思っています。

entrance

: 黒と白、素材のコントラストが醸す、エントランスの奥行き感と重厚感

外観やエントランスで気に入っている点は？

最初の外観パースのデザインが気に入ったので、このままのイメージで建てて欲しいとお願いしました。実際の建物も立体感がすごいですね。そして重厚感もある。階段部分の縦に伸びるルーバーが目隠しになって、外からは見えにくくなっているのですが、デザインだけではなく住む方の安心・安全にも配慮しているところがすばらしいと思います。
エントランスは照明の使い方がとてもオシャレですね。斜めに配置された壁と照明が奥行き感を演出していて、とても広く見えます。また、各階のエレベーターホールの細長い窓からスカイツリーがちょうど見えるんですよ。これは夜景がきれいでしょうね。ぜひ一度見に行きたいです。

完成するまでに印象に残っていることは？

施工前の説明会参加者からの質問や、近隣マンションからの問い合わせがあ

りましたが、生和さんに迅速に丁寧に対応していただきました。そうした姿勢が、近隣との信頼関係につながったと思います。
それに、建築中に交通整理をしてくれた方が、近所の方や保育園の子どもたちに毎日声をかけて仲良くなってくれました。賃貸マンションを経営していく上で、近所の方とのコミュニケーションは非常に大切なので、とてもありがたかったですね。

生和や物件に対してご要望などは？

「生和コーポレーションは安心で快適な良いマンションをつくっている会社」だというイメージを高めていってほしいです。それが私たちやマンションへの信用につながると思います。これから長いお付き合いになりますが、お願いしてよかったと思えるよう期待しています。今後もよろしくお願いします。

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