老朽化した貸倉庫から賃貸マンションへ

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マンション経営事業転換

NEXT STEP #59 MAISON DU LAPIN APARTMENT メゾンデュラパンアパートメント

人と人をつなぐコミュニティ空間が
入居者様・地域への付加価値と
オーナー様の満足を生み出す。

Before

After

建替えのきっかけを教えてください

近くに卸売市場があり、もともと父が市場向けに貸倉庫を経営していました。しかし、倉庫の老朽化が進み、耐震などの問題もあって取り壊す予定でした。最近では市場の規模も縮小して倉庫としての需要も減っていたので、倉庫ではなく別のことをやりたいと考えていました。土地を貸すことも考えましたが、どう使われるか不安でしたし、できれば何か地域に貢献できるようなものにしたいと思っていました。また、自分の子どもに何か新しいものを作り出していくところを見せたいという思いもあって、人には貸さず、自分たちで何かできるスペースを持った賃貸住宅にしようということになりました。

生和を選んだ決め手を教えてください

近年、このあたりは代替わりが進んでマンションが急速に増えています。そういう中で勝負していくために、他とは違う建物をつくりたいと考えていました。
色々な会社と話しましたが、大手はその会社の特徴やパターンが決まってしまっていて、自分たちがつくりたいと思うものではないなと感じていました。こちらのこだわりやデザインに関して希望を汲んでいただけるということと、アフターフォローがしっかりしていることが好印象でした。最終的に生和さんともう1社に絞りましたが、生和さんは経営面や税金対策などについてもいろいろときめ細かくアドバイスをしてくれたことが大きな決め手でした。

entrance

住む人と地域をゆるやかに結ぶ木の暖かみと遊びのある空間

こだわった部分はどんなところですか

外観デザインにはかなりこだわりましたね。周囲のマンションは汚れが目立たない茶色などが多いのですが、「ああ、あそこね」と目印になるような外観にしたかったので、あえて白い外壁に青い庇（ひさし）にしました。居室も単身者用からファミリー用まで様々な間取りにしました。また、ものづくりに適した床材を使ったアトリエタイプ、大きなアイランド型キッチンを備えたキッチンスタジオタイプなどもあり、様々なニーズに応えられる部屋にしています。バルコニーもこの土地だと東向きが一般的だそうですが、隣地に大きな建物があって眺望がよくないので、景色のよい北西向きにしたいとお話したところ、快く引き受けてくれたのは生和さんだけでした。スタジアムの花火や、天気がよければ富士山も見え、入居者の方からの評判もいいんです。

特に気に入っている部分を教えてください

１階のラウンジと２階のテラスですね。マンションの中に人が集まる場所をつくりたいと思っていたので、生和さんに最初に提案していただいたラウンジとテラスがとても気に入りました。普段ラウンジはカフェとしてオープンしていて、手作りの雑貨やお菓子などを販売したり、時々ワークショップやコンサートを開いたりしています。中秋の名月の時は、お子さんのいる方にお声がけして、テラスでお月見を楽しみました。最近のマンションは外と遮断して、しっかりとプライバシーを守るつくりになっているものが多いですが、住人同士がお互い顔を知っていることや、地域の人とつながっているこ

とが、むしろ安心・安全につながるのではないでしょうか。
賃料は近隣相場で特に安いわけではありませんが、他とは違う付加価値があるおかげで入居率も高く、おかげさまでほぼずっと満室です。「空いたら連絡をください」と空室待ちをしてくださる方もいるんですよ。色々な方が入居しているので、住んでいる人がまた新しい付加価値を創ってくれるのではと期待しています。

建物が完成するまでに印象に残っていることはありますか

ラウンジのイメージをお伝えする時に「二子玉川にあるカフェのような雰囲気がいい」と言ったら、「見に行きましょう」と言って一緒に見に行ってくれたことです。私たちの思いやこだわりを理解してくれ、最後まで「お任せください！」と精一杯対応してくれた姿勢がとても好印象でした。

今後、生和や物件に対して期待することがあればお聞かせください

ちょっとしたことでも相談に乗ってくれるので、近くに生和さんの支店があるということがとても心強いです。毎年開催しているクリスマスイベントに、生和の社員さんも参加して盛り上げてくださっていますよ。これからも引き続き、長くおつきあいしていただきたいですね。今後もよろしくお願いします。

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