老朽化したマンションを購入して建替えた事例

建替えの経緯を教えてください。

元々この土地には、駐車場と築40年以上の３階建て賃貸マンションがありました。私がその賃貸マンションを購入したのは、3年前。付き合いのある不動産屋さんに「賃貸マンションの持ち主が物件を売却したいと言っている」という話をいただき、購入することにしたのです。建物が老朽化していたこともあって、建替えを視野に入れて購入しました。この地区は、20年以上前から土地区画整理事業地区になっていたのですが、計画道路が未整備だったため、計画が進行していませんでした。私が購入してからもなかなか進み出しそうになかったので、生和コーポレーション（以下「生和」）さんと協力して区画整理組合と何度も綿密な打合せや調整を行い、計画を前倒ししてもらいました。

生和との出会いとコラボレーションは？

賃貸マンションを購入して間もない頃に営業の岡田さんが来訪されたんですよ。古いマンションだったので、「建替えを提案したい」ということでした。生和さんにお願いすることに決めたのは、岡田さんの第一印象でした。私は、割と直感的に決める方なんですよ。岡田さんとは話も合いました。でも、区画整理事業の問題がありましたから、すぐには建替えることはできなかったので、建替えの実現に向けて一緒に話を進めていきました。生和さんは、区画整理組合や役所との調整などにも積極的に動いてくれました。古い物件なので建てた時からの長年の入居者様もいましたが、入居者様との立退き交渉なども円滑に進めてくれました。消費税が上がる前にということで契約しましたが、結果的に時期も良かったと思っています。アベノミクスの前で、建築費や資材もまだ高騰していませんでした。ズルズルとやっていたら、実現できなかったですね、きっと。

他社は営業に来ていましたか？

はい、生和さんに決めた後で１社が紹介で来ましたが、他社に相見積は取りませんでした。その会社を紹介してくれた不動産会社が、あまり信用できなかったのです。私は他にも賃貸物件を所有していて、以前に付き合いがあったのですが、あまり管理が良くなくて。入居率とかも気にしてくれませんし…。こちらも今は生和アメニティさんに管理してもらっています。