
F・TOUR
2025年度 グッドデザイン賞を受賞
史上初、中高層賃貸マンションで6年連続受賞※
生和コーポレーションは2025年度GOOD DESIGN賞を
集合住宅「F・TOUR」で受賞しました。
今回で10物件目、2020年度から6年連続の受賞となります。
中高層の賃貸マンションでは、6年連続受賞は当社が史上初※です。
※当社調べ

人と人、人と自然をつなぐランドマークへ
INTRODUCTION
我孫子は利根川と手賀沼に挟まれた台地と低地からなる独特の地形を持ち、美しい眺望や水田の風景が特徴である。
かつて白樺派の文人などが別荘を構え、文学や芸術を育んだ歴史を有するが、
都市化や生活排水の影響で一時水質が悪化し、景観が損なわれた。
近年は自治体や住民の努力により水質が改善し、自然豊かな環境が再生されている。
しかし、駅周辺の市街地では手賀沼との関係が希薄であり、
かつての風景を現代の生活にどう生かすかが課題となっている。
そこで、集合住宅が単なる住まいにとどまらず、街や人とつながるコミュニティ拠点となることが期待される。
手賀沼を望む開放的な住環境を整えることで、自然や地域文化への理解が深まり、
住宅自体が新たなランドマークとして、自然と都市を結ぶ持続可能な街づくりに貢献すると考えられる。

人との関わり
1階は広い共用部とシェアスペースが設けられ、地域のイベントや催事に積極的に対応。
6階のシェアスペースはキッチンやバスルームを備え、住民と地域の方々が利用できる。
屋上は開放され、手賀沼を一望し街を見渡す広場となり、
手賀沼と共に風景の一部として暮らし、その関わりを意識するための場所となる。
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地域住民が気軽に集える1階のシェアスペース -
手賀沼を一望できる屋上のシェアスペース -
6階のシェアスペースでワークショップなどを開催 -
奥行きのあるバルコニーから眺望を楽しむ
街と風景との関わり
奥行きがあり、周辺環境や風景と関わるきっかけを生むバルコニーは、
各住戸で形状が異なり、住民の個性的な暮らしをサポートする。
バルコニーの手摺ガラスは、空の移ろいと変わりゆく季節や時間の風景を映し、
オモテウラのない建物構成は道路側と公園側に接続され、
ランドマークとしての存在感と、環境との同化を両立させている。
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南側外観 -
北側外観
PLAN

構造/RC造14階建
総戸数/賃貸40戸、居宅1戸、店舗1区画
敷地面積/535.75㎡(162.06坪)
施工床面積/3,008.69㎡(910.13坪)
建ぺい率/56.49%(80%)
容積率/299.97%(300%)
用途地域/近隣商業地域