マンションで使用するのに適した排水管の種類

マンションで使われている排水管にはいくつか種類があり、それぞれ建築された年代や施工主の意向によって使われている種類が異なります。

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旧型の排水管

マンションの排水管の種類で昔よく使われていたのが亜鉛メッキ鋼管です。

築浅のマンションやこれから建設予定のマンションではほとんど使われていませんが、築年数が経過しているマンションではこの排水管が使われてる可能性が高いです。

現在使われなくなった理由は、腐食による劣化が起こりやすい材質だからです。

そのため現在この種類の排水管を使用しているマンションに関しては排水管の交換がすすめられています。

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排水鋳鉄管

これもひと昔前に抑使われていた排水管の一種です。

耐久性が高く腐食が起こりにくいというメリットはありますが、排水管自体の重量が重く、取り付け時の使い勝手が悪くなることからあまり使われなくなりました。

マンションで最も多く使われている材質

昔から使われておりさらに今も最も多くマンションで使用されている排水溝の種類は、硬質塩化ビニール管という材質です。

耐久性の面でも非常に優れており半永久的に腐食が起こらないと言われていますし、また流動物が排水管内に付着しにくいためつまりや悪臭が起こりにくいのが特徴です。

昔から使用されていた実績もあるため、実際に築50年以上経過したマンションで硬質塩化ビニール管で作られた排水管を見たところ、腐食がほとんど進んでいなかったことがわかりその耐久性の高さが証明されました。

先ほど紹介した排水鋳鉄管と比べて外部からの圧力に弱いというデメリットはありますが、配管の周りの支持をしっかりと作っておけば外部圧力の影響を受けることも少なく、半永久的に使用することができるのです。

また硬質塩化ビニール管はエコ性能にも優れた排水管の種類です。

製造工程においても二酸化探査の排出量が少ないため、環境にも優しく現代のニーズを満たしている素材だと言えます。