ビル・マンションの電気設備の適正な点検頻度とは

マンションでは大勢の住人が生活していることから、快適な住環境を提供するために法律でさまざまな点検が義務付けられているのです。

大型や高層のマンションになるとエレベーターの使用頻度も増えることから、エレベーターの定期点検を行うことが義務付けられていますし、他にもマンションの各部屋に提供されている水の水質点検なども定期的に実施されています。

またビルもマンションと同じように大勢の方が利用されますから、快適に使用できるように定期的な点検が義務付けられているのです。

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マンションの電気設備点検の頻度

マンションではそれぞれの部屋で使用している電気のほかに、エントランスや廊下、エレベーター等で住人全員が共有して使用する電気設備があります。

一般家庭の場合は、電気設備の点検は電力会社が保安設備を担っているため、定期的に電力会社の職員が自宅を訪問して電気設備の点検を行います。

一方でマンションやビルのような大型の建物の場合は使用している電力量が一般家庭の量を大きく上回るため、電気主任技術者に依頼をして電気設備の予防保全計画を作成してそれを経済産業省に提出する義務があるのです。

ちなみに電気設備の点検ですが、月に一度の定期点検、年に一度の精密点検を実施するケースがほとんどです。

月一度の点検では、電気が通常に使用できるか、異常がないかどうかをチェックします。

年に一度の点検時には、電気設備を全て停めてしまって機器の清掃から、重点点検までを徹底して検査します。

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ビルの電気設備定期点検とその頻度

ビルもマンションと同様に大勢の方が利用することから、法律でさまざまな箇所を点検することが法律で義務付けられており、電気設備の点検もそれに含まれます。

ビルの定期点検もマンションとほぼ同じ頻度で行われていることが多く、一か月に一度の定期点検と年に一度の大規模点検が実施されています。

またビルの場合はオフィスやテナント、不特定多数のお客様が利用する機会も多いため、電気設備を停電させて行う点検の場合は、事前に入居しているオフィスやテナントに通知を徹底させてから点検が行われます。