愛知県の県庁所在地である名古屋市は、日本三大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)の一つである名古屋圏の中心地です。人口は東京圏、大阪圏に次いで多く、土地活用に適した環境にあるといえます。
この記事では、名古屋で土地活用する際に考慮したいエリアの特性や、土地の条件に応じたおすすめの活用方法を紹介します。名古屋での土地活用を成功させるポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
名古屋で土地活用をする際の特徴
名古屋は愛知県の県庁所在地であり、日本三大都市の一つとされています。名古屋で土地活用をする前には、基礎知識として次の5つを押さえておくと特性や需要を理解しやすいでしょう。
- 名古屋の公示地価
- 名古屋の人口
- 名古屋の中心部における区ごとの特徴
- 名古屋の交通機関
- 土地活用に役立つ名古屋の地域特性
名古屋の公示地価
公示地価とは、その年の1月1日時点における特定地点1平方メートル当たりの価格であり、国土交通省が毎年3月に発表します。
2025年(令和7年)1月1日時点における、名古屋市のおもな区の1平方メートル当たりの平均地価は次のようになっています。
| 区域 | 住宅地の価格 | 商業地の価格 |
| 名古屋市平均 | 22万2,300円 | 111万9,400円 |
| 中区 | 120万200円 | 209万4,600円 |
| 中村区 | 21万600円 | 301万7,900円 |
| 東区 | 56万6,600円 | 114万5,800円 |
| 千種区 | 29万6,200円 | 59万2,900円 |
| 名東区 | 23万2,800円 | 30万2,000円 |
| 守山区 | 13万5,700円 | 14万8,100円 |
引用:名古屋市役所「地価公示(住宅地・商業地平均価格)の長期推移(市・区別)」で公開されているオープンデータより抽出
住宅地では、中区の1平方メートル当たりの平均地価が唯一100万円を超えました。商業地では中村区の地価が最も高く、中区・東区と続きます。
名古屋の人口
名古屋市の人口は、2025年9月1日現在で約233万人です。2000年は約217万人、2010年は約226万人、2025年は約233万人と推移しており、名古屋市の人口は増加傾向にあることがわかります。
併せて、名古屋市中心部の人口推移も把握しておくと、より人の流れがわかりやすいでしょう。以下の表は、名古屋市中区・東区・千種区・中村区の、2000年から2025年までの人口推移を表したものです。
| 名古屋中心部の区における2000年から2021年の人口推移(単位:人) | ||||
| 中区 | 東区 | 千種区 | 中村区 | |
| 2000年 | 6万4,669 | 6万5,791 | 14万8,537 | 13万4,955 |
| 2007年 | 7万2,503 | 7万282 | 15万6,468 | 13万4,991 |
| 2014年 | 8万1,820 | 7万5,660 | 16万3,644 | 13万5,719 |
| 2021年 | 9万3,730 | 8万4,833 | 16万4,907 | 13万8,250 |
| 2025年 | 10万6,540 | 8万9,238 | 16万5,765 | 14万3,657 |
名古屋の中心部にある、中区・東区・千種区・中村区の4つの区の人口は、いずれも増加しています。なかでも、名古屋の行政・経済・交通拠点の中心地であり、文化的施設や繁華街が充実している中区は人口の増加率が最も高く、2025年の人口は2000年の約1.64倍に増えている状態です。
名古屋の中心部における区ごとの特徴
名古屋の中心部では人口の増加が見られるため、土地をそのエリアの特徴や需要に合わせて活用すると、収益が見込めます。
また、中心部以外の区においても、土地の特性を活かすことで、十分な土地活用が可能です。ここでは、名古屋中心部の区ごとの特徴を紹介します。
| 区域 | 特徴 |
| 中区 |
|
| 東区 |
|
| 千種区 |
|
| 中村区 |
|
名古屋の交通機関
名古屋は日本の真ん中に位置し、県外からアクセスしやすく、市内・市外への交通の利便性にも優れている街です。県外からのアクセスは、おもに次のような手段があります。
- 高速道路
- 鉄道網(新幹線・電車)
- 航空網(中部国際空港セントレア・県営名古屋空港)
新幹線で東京駅から名古屋駅へ移動する場合の所要時間は約1時間40分です。また、成田空港から中部国際空港までは約1時間10分で到着します。
名古屋市内の交通手段としては地下鉄・バスがあり、充実しています。
名古屋市営地下鉄は、東山線・名城線・名港線・鶴舞線・桜通線・上飯田線の計6路線あり、本数も多いため、便利な生活を送るために欠かせない交通手段です。
名古屋市から市外への鉄道は、JR・名古屋鉄道・近畿日本鉄道などがあります。
市バスにおいては、路線が市内の広域にわたって網羅されているため、鉄道がないエリアへのアクセスに役立ちます。
なお、このように交通手段が充実している一方で、名古屋市が位置する愛知県の「乗用車保有台数」は全国1位です(2023年3月末現在)。つまり、公共交通機関が充実している一方で車社会でもあるという特徴がうかがえます。
土地活用に役立つ名古屋の将来性や地域特性
名古屋の将来的なエリアの発展や、名古屋ならではの地域特性を知ることは、土地活用を成功させるヒントになります。これから名古屋で土地活用を考えているなら、次のようなポイントに着目してみましょう。
リニア中央新幹線の開業
名古屋の発展、人口流入に寄与する事業としてリニア中央新幹線の開業が挙げられます。開通すれば、名古屋・東京間を約40分で移動可能です。
当初は2027年(令和9年)の開業を予定していましたが、工期の遅れなどから時期の目途は立っていません。今後の動向を見守りたいところです。
名古屋駅周辺、栄駅周辺の再開発
リニア中央新幹線の開業へ向けて、名古屋駅周辺地区と栄地区を2核一体とした大規模な再開発が進んでいます。
上場企業の本社が多い
名古屋市には、以下のように上場企業の本社が多く存在します。
- 豊田通商株式会社
- 中部電力株式会社
- ブラザー工業株式会社
- フジパングループ本社株式会社
- 名古屋鉄道株式会社
外食業、小売業の本店が多い
名古屋には独特の喫茶店文化があり、以下のような外食業などのチェーン店の本部が多数あります。
- 株式会社コメダ(コメダ珈琲店)
- スガキコシステムズ株式会社(スガキヤ)
- 株式会社木曽路(しゃぶしゃぶ「木曽路」)
大学など教育機関が多い
名古屋市には以下のように多くの大学があり、市でも大学や地域などと一体となって学生から選ばれる街づくりを進めています。
- 名古屋大学
- 名古屋工業大学
- 名古屋市立大学
- 南山大学
- 中京大学
- 愛知学院大学
- 名城大学
- 椙山女学園大学
車の保有率が高い
前の章でも触れましたが、名古屋市を含む愛知県は「乗用車保有台数」が全国1位です(2023年3月末時点)。
国際空港がある
名古屋市に近い常滑市には「中部国際空港セントレア」があります。海外旅行客が名古屋市を長野県や岐阜県へのアクセス拠点として利用する機会が多いといわれています。
名古屋中心地でおすすめの土地活用5選
名古屋に関する基礎知識を押さえたところで、次におすすめの土地活用方法を紹介します。名古屋の中心地でおすすめの土地活用方法は、以下の5つです。
- 賃貸マンション・アパート
- テナントビル(オフィスビル・商業ビル)
- ホテル・レジデンシャルホテル
- 賃貸併用住宅
- 医療テナントビル
それぞれの活用方法の特徴について、解説します。
賃貸マンション・アパート
中区などの再開発が盛んな区は、賃貸マンションによる土地活用に向いているといえます。
賃貸マンションによる土地活用では、そのエリアは単身者が多いのか、家族連れが多いのかなど、エリアの需要を把握することが重要です。需要とずれた賃貸マンションを建築すると、多くの入居者を見込むことは難しくなります。
名古屋市の場合は多くの企業の本社や、大学などの教育機関が多いことから、ファミリー層、単身者ともに需要が見込めるでしょう。
また、賃貸マンションの経営には、空室リスク・災害リスク・家賃下落リスクなどがあります。これらのリスクがあることを考慮して、リスクを回避するための対策を行なえば、長期的な安定収入を望めるでしょう。
なお、賃貸マンションは住宅用地として扱われるため、固定資産税の節税効果が得られます。
テナントビル(オフィスビル・商業ビル)
名古屋駅や栄駅の周辺では、大規模な再開発が進んでいます。
JR名古屋駅がある中村区や東区などのビジネス街ならオフィスビル、中区のような商業施設の集まる場所は、商業ビルに向いているでしょう。
入居するテナントとしては、オフィス、美容院、コンビニエンスストア、シェアオフィス、コワーキングスペースなどが考えられます。外食産業が盛んな土地柄、カフェやレストランなどの飲食店の誘致も有効です。
オフィスビルや商業ビルは、マンションやアパートよりも賃料を高めに設定できることから、高い収益を得ることが望めます。また大企業とテナント契約をした場合は、経営の安定により退去しにくいことが理由で空室リスクが減るため、安定した収入を得ることが期待できます。
商業ビルは、集客が見込まれる立地が有利です。そのため、交通の利便性が良く、人通りの多い駅近くや、幹線道路沿いなどの土地に建築することが適しています。
競合施設のリサーチや、地域のニーズを把握し、長期間入居するようなテナントを誘致できれば、安定収入が期待でき、地域活性化にもつながります。
オフィスビルや商業ビルは、空室が発生すると、賃貸住宅よりも空室期間が長くなる可能性がある点に注意してください。
また、オフィスビルや商業ビルは住居用建物ではないため、その土地は住宅用地にならず、固定資産税や都市計画税の軽減措置を受けられません。しかし、貸家建付地として見なされるため、相続税対策は可能です。
ホテル・レジデンシャルホテル
交通アクセスの良い名古屋市の中心部に土地を所有している場合は、ホテルやレジデンシャルホテル経営も選択肢の一つです。レジデンシャルホテルとは、別荘感覚で中・長期の滞在に使える生活設備が整ったホテルのことです。家族やグループでゆっくり過ごす、旅行者が観光の拠点にする、長期出張時のワーキングスペースとして利用する、などの需要に対応できます。
国際空港が近く、名古屋城などの観光資源も多いことから、国内旅行者はもちろんのこと、海外旅行者、長期滞在者の需要も見込めます。また名古屋市には大企業の本社が多く、社員の出張での利用も期待できるでしょう。
賃貸併用住宅
賃貸併用住宅とは、同じ建物のなかに自宅と賃貸部分を組み合わせ、収益を得る土地活用方法です。例えば10階建ての最上階を自宅にし、それ以外を貸し出すプランなどが挙げられます。
一般的に単身者や若いカップル向けの間取りが平米あたりの賃料がよくおすすめですが、エリアの賃貸住宅の供給状況によっては、ファミリー層向けの賃料のほうが高く設定できる場合があります。
名古屋市ではファミリー層、単身者向けとも賃貸需要があると考えられるため、市場調査などから賃貸部分の間取りを考えるとよいでしょう。
なお、賃貸併用住宅は自宅として居住する部分の床面積が全体の50%以上ある場合、一般の住宅ローンを利用できます。
医療テナントビル
医療テナントビルとは、複数のクリニックや調剤薬局を誘致する医療施設のことです。医療モールとも呼ばれており、交通の便がよい駅前や駅から近い場所、商店街の一角などが適しています。
医療機関は公共性が高く社会貢献につながるほか、社会的信用度も高いため、建物そのもののイメージやステイタスの向上も期待できるでしょう。
調剤薬局のテナントを誘致することで、複数の診療科を誘致しやすくなります。
クリニックは一度開業すると長期間の営業継続が見込めるため、収入の安定が見込めます。賃料も相場より高めに設定できるといわれています。
また、医療テナントビルの物件はスケルトン渡し(内装工事をせずに貸し出すこと)が一般的なので、建築費用を抑えられる点もメリットです。
名古屋郊外でおすすめの土地活用2選
名古屋の郊外でおすすめの土地活用方法は、以下の2つです。
- ロードサイド店舗
- 介護老人保健施設(老健)
それぞれの活用方法の特徴について見ていきましょう。
ロードサイド店舗
名古屋は、全域にわたり幹線道路網が発達しています。そのため、郊外や駅から遠い幹線道路沿いにある土地ならロードサイド店舗経営がよいでしょう。
名古屋の郊外とは、名古屋市中心部のような再開発や都市化が進んでいない、市の周辺部を指します。
ロードサイド店舗とは、おもに都市郊外の主要幹線道路沿いなどにある、独立型の商業店舗を指します。例えば、コンビニエンスストア・飲食店・ドラッグストア・アミューズメント施設などです。
事業開始がテナントの決定後であるため、テナントの入居が存続すれば、空室リスクを考慮する必要がないメリットがあります。事業用定期借地権方式やリースバック方式を採用すれば、初期投資が少なく済むこともメリットでしょう。
ただし、テナントが撤退した場合は、収益が途絶える可能性があります。ロードサイド店舗は、車やバイクによる利用客が想定されるため、出入りしやすい立地条件と広い敷地が必要です。
介護老人保健施設(老健)
介護施設は医療施設と同様に、さらなる高齢化社会に向けて需要が高まると予想されています。介護施設を建てれば、地域への貢献につながるでしょう。また、一棟貸しとなるため介護事業者が撤退しない限りは空室リスクを避けられる、貸家建付地と見なされるため相続税対策になるなどのメリットがあります。
なかでも、要介護認定を受けた高齢者の在宅復帰(自宅で生活すること)を支援する「介護老人保健施設(老健)」は必要性の高い介護施設です。
老健は、自宅での生活が難しい高齢者が介護と医療ケア・リハビリなどを受けながら在宅復帰を目指すことが目的の介護施設です。例えば「病気で入院治療したあと、退院はしたが自宅での生活は難しい」場合などに利用されます。
終身利用できる特別養護老人ホーム(特養)とは異なり、入居は原則3ヵ月と短期利用が基本です。日常的に必要な医療費が施設サービス費に含まれるため、入居費用は特養より高めになります。
老健をはじめとした介護施設は規模の大きい建物なので、経営するには200~300坪以上の広さの土地が必要です。ただし郊外の静かな環境は適しており、交通の便が悪い土地でも経営可能です。
土地活用のご相談、まずはお気軽に。相談から物件管理まで一貫したサポートを提供。
名古屋の狭小地・変形地でおすすめの土地活用4選
名古屋の狭小地・変形地でおすすめの土地活用は以下の4つです。
- 駐車場
- 自転車・バイクパーキング
- トランクルーム
- コインランドリー
それぞれの活用方法の特徴について解説します。
駐車場
前述したように、名古屋市を含む愛知県は「乗用車保有台数」が全国1位です(2023年3月末時点)。そのため、駐車場の需要は高いと考えられます。
駐車場経営のおもな形態は、月極駐車場とコインパーキングの2つです。
月極駐車場にかかる初期費用は比較的安く、初期費用の大半は土地整備費用が占めています。それに対し、コインパーキングは精算機や防犯カメラ、ロック板などの設置が必要になるため、月極駐車場と比較すると初期費用が高額になりがちです。
駐車場は需要のある地域ではある程度の収入は期待できます。ただし、更地と同じ評価になるため、住宅用地で受けられる固定資産税・都市計画税の軽減特例は受けられません。
土地活用として高い収益は望めませんが、建築物が不要で転用性が高いメリットはあるので、土地の暫定利用としておすすめです。
自転車・バイクパーキング
自転車・バイクパーキングは、数台分の自転車やバイクを停められるスペースがあれば始められる土地活用方法です。住宅地よりも、繁華街や駅近くの土地のほうが需要があるでしょう。特に名古屋市の場合、大学などの教育機関が多いため、学生の利用も見込めます。
自転車・バイクパーキングには、人力収納方式・機械収納方式、屋外型・屋内型、月極・時間貸しなどいくつかの種類があり、どれを選択するかによって初期費用が異なります。
経営方法としては、自分で経営する自己経営方式や、管理会社に土地整備・集客・管理を委託する一括借上げ方式があり、自分に合った経営方法を選択することが可能です。
トランクルーム
トランクルーム経営は、荷物の保管需要が高いとされる、住宅地やオフィスの近隣にある土地が適しています。大企業の多い名古屋市では、転勤などで一時的な荷物保管が必要になるケースが考えられ、一定の需要が見込めます。
車の出し入れができるスペースがあれば、郊外の狭小地であっても土地活用が可能です。荷物の出し入れがしやすいように、活用する土地が道路に接していたり、道路の幅が広かったりすると、より利便性が高まります。
トランクルームの経営では高い収益が望めませんが、維持費や修繕費はそれほどかかりません。
コインランドリー
コインランドリーの市場規模は、増加傾向にあります。コインランドリーは、学生や単身者が多い地域や、大きな寝具などの洗濯を希望するファミリー層の多い地域で需要が見込めるでしょう。名古屋市の住宅地でもコインランドリーの需要は高まっており、10坪以下の狭小地でも始めやすい土地活用法です。
洗濯機や乾燥機の設置などに初期費用がかかりますが、ランニングコストが低いため、比較的高い利回りを期待できます。また、洗濯は必要不可欠なもののため景気に左右されにくい、従業員が常駐しないため人件費がかからず人的トラブルが発生しづらい、といったメリットがあります。
名古屋で土地活用を成功させる2つのポイント
名古屋の特徴や、名古屋におすすめの土地活用方法を踏まえて、実際に土地活用を検討する際は、2つのポイントを押さえておきましょう。
- エリアの特性や需要に見合った土地活用をする
- 建築・売買から管理までトータルで対応できる会社に相談する
エリアの特性や需要に見合った土地活用をする
名古屋と一口にいっても、中心部や郊外などエリアごとに特性は異なります。土地を持っている地域で需要のない活用方法をしても、多くの利用者が見込めず安定した収益を得るのは難しくなります。
また、その土地に需要があると見込まれる土地活用方法だとしても、安定した収益を得るには、マーケットや競合などの十分なリサーチを欠かせません。
土地活用を成功させたいなら、まず名古屋ならではの特徴を理解しつつ徹底した周辺リサーチを行ない、土地のあるエリアの需要に合った方法を検討しましょう。
建築・売買から管理までトータルで対応できる会社に相談する
自分でリサーチを行ないながら土地に合った活用計画を立てることは容易ではありません。
所有している土地にどのような活用方法が向いているかわからない、リサーチができないとお悩みの場合は、建物の建築から管理までをトータルで任せられる不動産会社に相談しましょう。
土地活用実績が多い専門の不動産会社なら、地域特性や需要などを踏まえた最適な活用方法をアドバイスしてくれます。狭小地や変形地など、イレギュラーな条件の土地でも安定した収益を得られる可能性が高くなります。
名古屋での土地活用なら「生和」にご相談ください
名古屋での土地活用なら、実績豊富な生和コーポレーションへご相談ください。オーナー様を第一に考え、土地活用をトータルサポートします。
ここでは、生和コーポレーションの特徴と実際の土地活用事例をご紹介します。
相談・企画・設計・施工・事業経営をトータルサポート
土地活用会社として50年以上の歴史を持つ生和コーポレーションは、名古屋を含む4大都市圏を中心に土地活用ビジネスを展開。あらゆる土地の活用をサポートしてきました。
生和コーポレーションの魅力は、オーナー様の賃貸経営を成功に導くトータルサポート体制です。これまでに培ってきた土地活用の実績とノウハウをもとに、設計・建築から施工管理、入居者募集、建物管理まで、オーナー様の賃貸経営を徹底サポートします。
また、生和コーポレーションでは賃貸経営におけるオーナー様のリスクを軽減すべく、最長で35年間(※融資期間によります)、建物を一括で借上げて借上げ家賃を支払うシステムを導入しています。一括借上げシステムを利用すれば、空室リスクなどを回避しながら安定した賃貸経営を実現可能です。
生和コーポレーションでは、このほかにも土地のオーナー様が安心して土地を活用できるよう、さまざまなサポート体制を提供しています。土地の活用でお悩みの方は、ぜひお気軽に生和コーポレーションまでご相談ください。
名古屋での土地活用事例
ここからは、生和コーポレーションが名古屋で実際に行なった以下の土地活用事例をご紹介します。
- 蔵から賃貸マンションに建替えた事例
- 3階建て賃貸マンションを10階建てに建替えた事例
- 高齢者向け住宅の建築事例
なお、生和コーポレーションの公式サイトでは多くの土地活用事例を紹介しています。ぜひ、ご自身の土地に似たケースを探して土地活用の参考にしてください。
CASA MITSUKURA<カーサ・ミツクラ>(名古屋市中区)
オーナー様の声
亡くなった主人が商売に使用していた築85年の蔵の相続税や固定資産税が高額だったことから土地活用を考えました。当初は駐車場にでもしようかと思っていましたが、息子に引き継ぐことを考え賃貸マンションへの建て替えを決心。生和さんが建築する建物への信頼感はもちろん、スタッフの方の人柄が良かったのでお願いしました。
- 敷地面積/300.51平方メートル(90.9坪)
- 建ぺい率/80%
- 容積率/600%
- 用途地域/商業地域
- 建築面積/246.11平方メートル(74.44坪)
- 構造/鉄筋コンクリート造6階建
- 施工延床面積/1463.41平方メートル(442.68坪)
- 戸数/22戸(すべて賃貸部分)
REGALIA<レガリア>(名古屋市東区)
オーナー様の声
知り合いの会社から声をかけられ、建替えを視野に、駐車場と築40年以上の3階建て賃貸マンションを購入。土地区画整理事業地区に該当していたものの、長年計画が進んでいなかったため、すぐには建替えに着手できませんでした。そのような状況で来訪された生和さんの営業の方が役所や区画整理組合との調整などに積極的に動いてくれ、計画の前倒しに成功。建替えにともなう古い入居者様との立退き交渉なども円滑に進めてくれたので、無事に建替えを実現できました。
REGALIA<レガリア>のデータ
- 敷地面積/629.00平方メートル(190.27坪)
- 建ぺい率/80%
- 容積率/300%
- 用途地域/近隣商業地域
- 建築面積/293.33平方メートル(88.73坪)
- 構造/鉄筋コンクリート造10階建
- 施工延床面積/1,967.97平方メートル(595.31坪)
- 戸数/全48戸(賃貸部分×48戸)
高齢者向け住宅/ 新栄一丁目プロジェクト(名古屋市中区)
生和コーポレーションでは、賃貸マンション建築だけでなく、オーナー様の土地の潜在価値を引き出し、土地の特性に適した活用方法を提案。高齢者向け住宅や福祉施設での土地活用もトータルサポートします。
- 所在/ 愛知県名古屋市
- 敷地面積/ 1128.62平方メートル
- 構造/ 鉄骨造地上8階建
- 用途/ 住居72戸・事務所1区画・デイケア1区画・ショートステイ20室
都会の賃貸マンションなら「生和」へご相談を!
生和コーポレーションは首都圏・関西圏・名古屋市において、2024年に着工したRC賃貸マンションの「着工棟数」と「延床面積」の両方で第1位を獲得しました。
名古屋における土地活用では、東海地震に備えるため、RC(鉄筋コンクリート造)にこだわりを持つオーナー様が多い傾向にあります。
生和コーポレーションはRC造の建物の建築を得意としているので、耐震性の高い建物を建てたいとお考えオーナー様は、お気軽にご相談ください。
RC造建築に関しては、こちらで詳しく解説しています。併せてご覧ください。
RC造(鉄筋コンクリート造)・S造(鉄骨造)・W造(木造)・SRC造(鉄筋鉄骨コンクリート造)の違いとは?
まとめ:名古屋の土地活用はリサーチが重要!実績豊富な専門家にぜひご相談を
名古屋は交通の利便性に優れているだけでなく、公示地価が上昇し、人口の増加が望めるエリアです。そのため、その土地に適した活用方法を選択すれば、安定した収益が見込めるエリアといえるでしょう。
名古屋の土地活用で長期的な安定収入を得るためには、活用する土地の特徴や周辺地域の需要などといった十分なリサーチが必要です。また、ただ建てるだけでなく、土地活用の相談・企画・設計・施工・事業経営などをトータルでサポートしてくれる専門会社に依頼することで、土地活用の成功率を高められます。
生和コーポレーションには、名古屋での土地活用の実績が豊富にあります。名古屋の土地活用でお悩みのオーナー様は、ぜひ生和コーポレーションへご相談ください。



















