アパート経営・マンション経営で大事な掃除のポイントとは

アパート経営・マンション経営をする上で大切なことは、入居者様の物件に対する満足度を高い状態で維持していくことです。そのために実行すべきことはいくつもありますが、アパート・マンションをいつも掃除が行き届いた状態にしておくこともその一つです。

そこで今回は、アパート経営・マンション経営で大事な掃除のポイントについて解説することにします。

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入居者様から評価される掃除のポイントとは?

アパートやマンションを掃除する上で大切なことは、掃除が行き届いている状態を可能な限り維持していくことです。

たとえば、エントランスはいつもきれいに掃かれていてチリ一つ落ちていなくても、階段の隅に砂埃が溜まっていたり、共有のゴミ捨て場に行くと、生ゴミや割れた瓶の破片などが散乱しているようでは、入居者様は掃除が行き届いているとは感じてくれません。

しかも人によって気になる場所はいろいろです。

そのため、自転車置き場が乱雑になっていないか、空き部屋のポストにチラシ類がたまっていないか、植栽に雑草が生えていないか等々、普段からきめ細かく対応できる体制を、管理会社とオーナー様の間で構築することが重要です。

そのためにも管理会社の品質に満足することなく、オーナー様の目線で清掃の状態を時々巡回し、必要であれば自身で清掃し、そのポイントを管理会社へ要望として伝えるなど、長期的な品質の向上と高いレベルの維持管理が望まれます。

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掃除を誰が行うかも重要なポイント

賃貸のアパートやマンションの掃除は、管理会社が行う場合とオーナー様が自ら行う場合に分かれます。

このうち、注意が必要なのは管理会社が行う場合です。管理会社には非常に丁寧で完璧な仕事をする業者がいる一方、派遣される担当者によって仕上がりの質にバラつきが多い業者もあるのが難点と言えます。階段やエントランスの隅に埃が残っていると、入居者様は満足してくれないどころか、かえって不満を感じてしまいます。

一方、オーナー様が自ら掃除を行う場合は、掃除の仕方がいつも同じで安定するため入居者様の信頼感はかなり高まります。

また、いつも顔を合わせているオーナー様が掃除をすることによって、入居者様がアパートやマンションの共有部分を汚さないように気を使ってくれるようになるというメリットもあります。

掃除の仕上がりにムラがある管理会社が掃除をすると、入居者様の建物を綺麗に使うという意識が薄れる傾向になりやすく注意が必要です。


管理会社が、いつも同じレベルの掃除が実行できない場合は、掃除する場所や確認事項など細かくチェックリストにしておくと、清掃の仕上がりや清掃業務のばらつきを少なくすることができ、総じて清掃業務の質が高まります。

清掃管理日誌を義務図けるなどして、担当者の名前を記入させることも、掃除の仕上がりを安定させる手立てとして有効です。

管理する戸数が多くなるなど管理が難しい場合は、管理会社へ管理業務を委託するか、サブリース(一括借上)を検討することをおすすめします。