土地を持っていないけれど賃貸併用住宅を建てたいと考えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
土地なしから建てたいという方と土地を持っている方と比較してみると、土地なしでは土地探しや土地購入費用が多くかかってしまいますが、より良い条件の場所に賃貸併用住宅を建てられるというメリットがあります。
賃貸経営で場所はとても重要
賃貸で人気がある物件にはさまざまな条件がそろっているのですが、立地の良さもそのうちの一つです。
公共交通機関の利用が便利であること、物件近くにスーパーや商業施設などが集中しており、日常生活に必要な物が手に入りやすいこと、学校や市役所といった公共の施設が近いことなどが立地の良さを決める要因です。
こういった条件が整っている物件は、人気が高いため多少築年数が経過し設備などが老朽化した場合でも、入居者を絶えず確保できる確率が高いのです。
逆に立地の良くない場所に建設された物件の場合は、建設から10年以内であれば物件の新しさに惹かれて入居者が集まりやすいのですが、それ以降は入居者確保が難しくなるケースが多いのです。
長く賃貸経営を続け、そこから安定した利益を得るために、賃貸物件の場所はとても重要な意味を持っています。
これから土地探しをするなら
現在土地を持っていない方は、これから賃貸併用住宅を建てる土地を自由に選ぶことができる、というメリットがあると考えることもできます。
土地探しを行う前に自分自身でも土地について、ある程度の勉強をしておくことをおすすめします。
まず土地を購入しようと希望しているエリアの土地の相場価格、利便性についてはある程度自分でも調べることが可能です。
また、地震などの自然災害の被害を最小限に食い止めるためにも、地盤の強度を調べておくことが重要になりますので、その調査を依頼できるかどうかについても併せて調べておきましょう。
業者を味方につけよう
土地や不動産のことをよく知らない場合は、不動産屋さんや賃貸併用住宅建設を依頼するハウスメーカーに協力してもらいましょう。
不動産屋さンやハウスメーカーは土地や賃貸物件に関するスペシャリストですから、これから購入しようと考えている土地の有用性や将来性についても調べてもらうことが可能です。