土地活用の為の融資を受ける条件とは？
土地活用をする為にはある程度の資金が必要となりますが「自己資金」と「借入金」で賄っているケースがほとんどです。
「借入金」は公的、もしくは民間の金融機関から融資を受ける事になります。
誰でも融資を受けられるわけではなく、事業計画に無理がないか、返済能力があるかどうかなどの審査をクリアしないと融資受ける事はできません。
例えば、後継者（相続人）がいるかどうか、後継者に安定した収入があるかどうか、これから立てる賃貸物件による収入以外に安定した収入源があるかどうか、借入予算額が総資産に対して借入過多になっていないか、などがチェックされます。
融資を受ける前にしっかりとした事業計画を建てておくことが重要です。
融資を受ける為の準備
金融機関から融資を受ける為に、必要書類をそろえておく事は基本中の基本です。
金融機関にもよりますが、一般的な提出書類は以下の通りです。
・身分証明書（運転免許証・保険証・パスポートいずれかのコピー）
・収入証明書類（過去３年分の源泉徴収票もしくは確定申告書）
・自己資産・資産を証明するもの（預金通帳・登記簿謄本のコピー
・固定資産評価書のコピー・固定資産税（都市計画税）通知書のコピー
・賃貸借契約書のコピーなど）
・他に借入のある人はローン返済表
万が一書類の提出もれなどがあった場合には審査がストップしてしまい、融資が遅れてしまう原因ともなります。
土地の鑑定をしてもらおう
賃貸経営をはじめ、駐車場経営、コンビニ経営など土地活用を始める場合、事業を業者に依頼する場合でも自力で始める場合でも、持っている土地の「鑑定価値」が明確でないと資金を借りる為の担保としての利用が難しいとされています。
何を始めるにしても融資は受ける事にはなりますので、自分の土地の鑑定価値を明確にし、担保価値を知っておくようにしましょう。
自分の土地の価値を知る事により、事業計画も立てやすくなり、融資を受ける際のスムーズな展開へとつながります。
土地の勉強とお金の計算は、今後の土地活用の為にもやっておいて損はありません。